新居浜市若水にある『葛淵 つづら淵」は、2008年に環境省から 「平成の名水百選」に愛媛県で唯一選定されました。
「つづら淵」には奈良時代を起源とする神竜伝説があり、日照りには笹ヶ峰から持ち帰った水を注げば竜が雨を降らせると伝えられている。また、一宮神社に関係のある神の泉として、毎年正月七日に若水汲みの神事が行われる。雨乞いの聖地とされ、農民の信仰を集めていた。
奈良町から鎌倉にかけてこの辺りに荘園があり、その所有者が収納米を保管する倉庫を設けて津倉と呼んでいた。その訛ったことから「つづら」と呼ばれるようになったと考えられる。
蛭子堂の「つづら餅」は、柔らかい求肥餅に香ばしく炒ったクルミを加え、一口サイズに切って黄な粉をまぶしたお菓子です。
1993年からの販売で、根強いファンの方がたくさんいます。
まだの方は是非一度お召し上がりください。